Thursday, September 29, 2005

スウェーデンヒルズのコンセプト

理想的な街を維持していくためのコンセプトがはっきりしていれば良いと思う。

スウェーデンヒルズのコンセプトは、次のようになっている。
1. 住宅地として、豊かな自然環境と調和した街。
2.日照や通風がよく、プライバシーが守られたゆとりのある街。
3.永遠に美しく、表情豊かで、個性的な変化に富んだ街。

こうした街を保つために、住民一人ひとりが守り実現していく「協定」なるものがあるのです。
地方自治体の唱えるテーマとはまた違った意味で、意義深い。
こんな街がたくさんできて、それぞれがつながれば、これまた楽しい。

Sunday, September 25, 2005

北海道当別町 スウェーデンヒルズに学ぶ

この住宅地は素晴らしい。
開発総面積300ヘクタール。
内150ヘクタールがスウェーデンヒルズで残り150ヘクタールがグリーンヒルカントリークラブ。
住宅地150ヘクタール中3分の2は森林とのこと。
まさに「森に澄む街、スウェーデンヒルズ。」である。

建築協定の内容について紹介したい。
1、境界の棚は、環境を損なわないように、生垣か樹木とする。
2、建築物・付属建築物の外壁・柱の面から道路境線までの距離は3~4メートル以上。
3、建築物・付属建築物の外壁・柱の面から隣接境界線までの距離は3~4メートル以上。
4、建築物・付属建築物の高さは、地盤面から10メートルを越えない。
5、建築物・付属建築物の建築面積および延べ面積に対する割合は、建ぺい率10分の4、容積率10分の6以下。
6、建物はスウェーデンハウス住宅とする。
7、建築物・付属建築物の屋根に使用する色はベニガラかクロ、外壁はベニガラかアイボリーを基本とする。
その他このようなことも書いてある。
道路・公園の掃除から樹木・街路灯などの維持管理をし、防犯防火のパトロールは朝・夕二回の巡回とする。

「自然との共生」。今最も求められているテーマではなかろうか。
こういう大きなプロジェクトが広がることを夢見ています。
また、ブログいたしますね。